批判と誹謗中傷の違い。
気になる記事がありましたので、本日はこれに関しての意見を述べたいと思います。
個人的に批判するのはOKだと思います。
世の中に作品として出されている物は、人に見られること前提として作られています。
例えば劇場版のエヴァンゲリオンなんかは、正直全く意味がわかりませんでした。
自分の読解力不足かもしれませんが、個人的には本当に良き作品は千差万別誰に対しても分かりやすいものだと思っておりますので、意味深なメッセージを込めて一部の人と製作者が気持ちよくなるだけの作品はあまり好きではありません。
上記の意見は批判だと思いますか?
どちらとも取れると思いますが、どちらにしろこれは個人の感想です。
要するに人に見せる以上、個人の感想は良し悪しに関わらず必要なものだし、見ている人間としては当然の権利だと思います。
私は今のワンピースは昔に比べて絵もゴチャゴチャしてるし対しておもしろくない。
そう思っています。
でもこれも個人の感想です。
これらは発信することも自由だと思いますが、人に押し付ける意見ではありません。
逆もしかりです。
好きなもの、嫌いなものに対して、
◯◯はまじつまらない。あれがおもしろいとか頭おかしくね?
とか
◯◯がつまらないとか本気?みんなおもしろいって言ってるよ。信じられない。
とか。
結局アンチも信者も似た者同士なんですよね。
自分の意見を押し付けたい。
インターネットやSNSが流行って一番の害は、人間の自己顕示欲の増長だと思っております。
話はそれましたが、冒頭でも言った通り、批判はOKだと思います。
でも最近は批判と中傷の区別がつかなくなっている人がほとんどです。
いや、最近と言いましたが、これは昔からの日本の文化ですね。
記事にもある通り、日本はお客様は神様精神です。
つまりいつだって需要側が神様なんです。
古くからの日本の悪しき文化だと思います。
最近W杯が近いですね。
忖度JAPANとか言われています。
ネットを見れば、本田なんていらねえだろ。とか香川呼ぶとか正気か?とか。
◯◯呼べよ。◯◯はいらん。
選手や監督、現場スタッフ、その他にもサッカーに詳しい人間がたくさんいる中で、確実にその人たちよりも分かっていない人間が、よくマウントを取れるなと。
見ていて悲しくなります。
自分の発言を見て恥ずかしくならないのでしょうか。
選手に一切リスペクトがありません。
叩きたいだけの人達。
「こうしたらよくなると思っている。」
みたいな発言なら全然良いと思います。
でも今のインターネットの発言の大半はただの悪口です。
面と向かって言うわけでもなく、匿名を良いことに隠れたところから攻撃している一番卑怯なやり方です。
そういった人たちが多いためか、まるで自分が正しいかの如く錯覚しているのでしょうか。
一番悲しいことは、その人達は自覚がない事。
自分がやっていることがどれだけ卑怯で恥ずかしくて、誰にたいしても利にならない。
自分がストレス発散したいだけ。
もはや犯罪ですね。
褒める時も貶す時も、最低限のモラルとリスペクトを持ちましょう。
自分の意見も押し付けてはダメだと思います。
自己顕示欲を抑えましょう。
顔の見えない相手でも、もう少し尊重できる人間になれればと私は思っています。
という私の意見でした。